地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

妻力、とは。

娘が小学生になり、仕事と子供のサポートをしながら家事をするのが大変になってきました。

 

もちろん、あかちゃん期や幼児期のように、ひっきりなしに料理中にまとわりついてくるようなことはなくなったし、一人で遊んでくれる時間も増えたのですが。

 

なんというか、登校時間が早いし、お昼寝もないので、夜早く寝かせないといけない。

できれば9時までにねかせたい。

それまでに宿題をさせたり、「着替えて!」「ごはんちゃんとたべて!」「歯磨きは?」「上にあがって寝なさい!」など、自分の作業と並行して言ったりさせたりするのが、疲れます(笑)。

 

あと、保育園時代は17時頃まで仕事ができましたが、いまは学童に行っていないので、下校時間が大体は15時台、しかし先生の研修などの予定でコロコロ変わります。

 

わりと早く帰る日も多いので、仕事を急いでして、下校時間からはずっと娘の相手、家事。

 

なかなかがっつり片付ける時間がないです。

 

そんなときふと思うのが、「わたし、たぶん妻力がひくいな」と。

女子力、って言葉は、たぶん男性を「ゲット」するための言葉じゃないですか(笑)。

男性を「ゲット」するためじゃなく、夫が期待するような「妻としての力」=家庭運営力っていうんですかね、そういうイメージで私は思ってます。

 

うちは最初から共働き思考の旦那さんなんですが。

結婚当初は共働きで、でも結局私が専業主婦状態で家事を全部していたので、出産を機に、一旦退職したんですよね、私が。

体調がぼろぼろで出産前後を過ごして、旦那さんは何も手伝ってくれないので、これはもう無理だ!となりまして。

産後、まあ持病も持ったので、在宅ワークを開始しましたが、今でも稼ぎは旦那さんがメインなので、専業主婦扱いですね。

 

でも、中途半端に私も仕事をもっているので、家事も中途半端だし、娘が普通の子より手が掛かるので、子育ても適当です。(まともにまじめに丁寧にやってたら私が鬱になります)

 

何でもてきとう、という正確になったのは、出産してからです。産後鬱を経験してからです。完璧を目指すと私は鬱を再発するから。

それまでは、超几帳面な性格だったし、家事もきっちりしていたので。

旦那さんは驚いているだろうと思います(笑)。

しかし、私を「テキトウ女」に仕上げたのは、少なからず旦那でもあるのですよ・・・!!

育児や家事をより手伝ってくれていたら、私もここまでテキトウになっていなかったのです。まだ余裕があれば。

もはや余裕が皆無ですからね。

時間が増えるわけでもなく、家事育児を手伝ってくれる手が増えるわけでもないなら、手間とかタスクを減らすしかないわけです。

 

主婦・母業は、「休職」ができません。

仕事は、鬱や病気になったら「休職」できます。

しかし、子供の世話や毎日の料理洗濯などは、「休職」なんてありえません。

だったら、自分が鬱にならないように、手を抜くしかないのです。

 

もちろん、最低限のことはしています。

病気にならない衛生面のキープ、栄養の確保、喘息などでない程度の掃除。

ただ、お客さんがくるとなると「3時間前には言って!!」って感じの散らかりようです(笑)。

 

きっと、結婚前に旦那さんが期待したような「妻力」が今の私にはないでしょうね。

家事を手伝わないということは、私に専業主婦のようなパラサイト状態を許すという事だと私は勝手に思っていますが(笑)、それは「妻への投資」でもあろうかと思います。

やしなってあげるから他の事はやってね、という。

給料をもってくるから、家事育児をできるだけ良い状態に仕上げてくれるだろうという投資かなと。

 

それでいくと、私は投資を見事に裏切っていることになりますが(笑)。

ただ、発達っ子を育てるのは、定型っ子の2倍くらいの労力を費やしていると考えられます。

そうすると、家事育児が旦那からみて「ちゃんとできてはいない」という場合でも、私の中ではMAXのパワーでやっているわけです。

 

もし私のやり方に不満があったら、代わりに自分でやってみると良く分かると思うのです。

たぶん、自分でやったらできないから、仕事で稼いでくる方を担当してくれているのだと思います(笑)。

 

これからも、たぶん不満は持たれるだろうと思いますが、まあ娘の成長とともに、ゆるりゆるりとリカバーしていくので、のんびり投資して様子見てください、としか私には言いようがありません。

 

私の方も、「いつまでもテキトウテキトウではまずい、だんだん妻力を娘の自立とともに回復させなければならないことを忘れるな」と自分に言い聞かせてはおります。

 

妻力、完全にわすれてしまったのではないのですよ!!(笑)

まだ本気出してないだけ~(笑)

 

ちゃんと毎日、ごはんつくってダジャレに笑ってあげているのが、私の精一杯の妻力です。