地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

不登校(発達障害)児の親の一人時間確保問題。

ひさしぶりに、ここを開きました。

ゆっくりパソコンに向かえるのが、本当に久しぶり。

 

夏休み前後から、娘は不登校になっています。

正確に言うと、「毎日、放課後に別室登校しており、授業にはたまーにいく」という状況です。

遠足や工作のある授業などは参加できますが、いわゆるじっと机について話を聞いたり筆記するような授業にはなかなか参加できません。

主に感覚過敏や集団に合わせることが苦手な特性が影響しており。

加えて、ちょっと特性に合わない指導を受けたことで、授業への苦手意識が増加して恐怖になってしまった、という感じのようです。

刺激の多い集団生活の中で、集団に合わせたペースで学ぶことに、息切れをしてしまっている状態ですね。

 

とはいえ、放課後登校はニコニコで行きますし、主要科目は自宅でちょっとずつ学習を進めており、宿題も毎日提出しています(量はぐっと減らしてもらっています)。

 

発達障害を扱う小児科の先生や、カウンセラーの先生にもお話を聞きながら、担任の先生などと、都度過ごし方を調整している感じですね‥‥。

 

今のところ、二次障害の悪化とか、ひきこもりや昼夜逆転などにはなっていませんが。

親の負担がかなーり大きく。

仕事も完全にできなくなりました。

 

低学年で不登校になると、やはり子供が「一人で過ごす」ことができないんですよね(^^;)それがつらい。

 

高学年とか、中学生以上とかなら、マンガ読んで過ごすとか、まあネットみてたり、昼寝してみたり、とかできるんでしょうけど。

低学年の不登校は本当に‥‥親の精神が死にます(笑)。

トイレ行っても、台所に立っても、ずっと「ママ!!一緒に遊ぼう!!」「なんで側にいてくれないの!?」ですから。

 

むしろ、不登校になる前より、ひどくなってる気がしますね。ママへの密着が。

 

私はHSPなこともあり、以前からとにかく「一人で過ごす時間」がないと、精神が保てないというか、息ができないというか、本当に苦しくて。

あと、低学年って、まだまだ声がかん高くて、うるさいし。

耳もほんとずっとうるさくて、刺激によわい私はほんとうにつらく。

しかも、ちょうど主人が忙しい部署になって、帰りが遅いので、子育てはワンオペ。

寝る時も、子が一緒に寝たがるので、本当に一人になる時間が無くて。

それが精神をむしばむ原因になっています。

 

もちろん、子供が寝た後はプライムビデオをみたりとか自由にしてますが、私の場合やはり「完全に一人の空間ですごしたい」んですよね。

そうでなければ、疲れがとれない。

 

たまに、叫びたくなるので、やばいなあ、と思います。

親も遠いので、頼れませんしね。

義実家はまあそれより近いですが、交通の便が悪いし、あまり積極的に孫を見るタイプではなく、孫をあずけても孫がひますぎて嫌がるので、頼れません(^^;)

 

で、一番ありがたいのが、放課後等デイサービス。

 

週1回とかなのですが、発達に関する医師の意見書をかいてもらって、なんとか通えるようになりました。

 

主に放課後の時間に利用するので、たった1~2時間ではありますが。

すこしでも、子供とはなれた自分の時間をもてるのがありがたいし、子供も家庭以外で楽しめる場所ができて、よろこんでいます。

なにより、学校と比べて「障がいのある子を扱うプロ」の先生ばかりなのが、気を張らなくていいのでありがたい。

学校だと、行事やイベントなどのたびに、子供の苦手を説明して配慮をお願いしたりしないといけないし、何もやってもらえないと覚悟のうえで、子供に事細かに「こういう時はこうしなさいよ」など言わないといけない(言ってもできないことも多いのですが。しかたないので、心配しながら送り出す。)

支援員の先生が手伝ってくれることもありますが、受け持つ生徒数が多いので、そんなに気づいてもらえないこともあります。

しょうがないんですよね。学校ですから。「できるようにして通わせるのが当たりまえ」ですもん。支援学級といえど。普通はだんだんできるようになっていくものですもんね。うちの子はなかなかできなかったり、学校で過ごす時間がすくないから、練習機会がすくなく上達しにくいのもあります。

 

で、放課後等デイサービスは、最初にめっちゃこまかくサポートシートを作成するよういわれるので、最初に全部困りごとを先生がインプットしてくださっていて。

だから、安心感がすごい。

サポートシート見た時、おどろきましたからね。

こまか!!って。

支援学校に入る時と同じくらいなんじゃないかな、情報量が。

小学校の支援学級に入る時は、自作の簡単なサポートシートみたいなのをつくりましたが、その5倍くらいの情報量です、デイのは。

トイレの介助や、食事の介助、パニック時の対応など。

そこまで知っててかかわってもらえるのか、と。

あれです、お年寄りの介護の支援計画つくるときみたいな、それくらいの聞き取り具合です。

 

やはり、発達障害だけでなく、知的などの子や、身体に障害もある子もいるので、これだけ手厚いのかなと。

 

そして。

ありがたいのが、土曜祝日もやってること!

先日は、丸一日こどもがデイに参加し、数年ぶりに夫婦で近場をドライブしたりランチしたりできました。

自分一人で買い物にいって、ちょっとお茶して帰ることもできて。

 

毎週ではないですが、たまに利用しているのですが。

 

こういうのは、本当にありがたいです!しかも子供が喜んでいっている。ベテランの先生が対応してくれているという、預ける側の安心感もすごい。

 

こういう、安心して子供をあずけられて、少し自分の時間をもてるというのがあると、本当に精神が安定します。

不登校の子がいても、なんとか頑張ろうという気持ちになれます。

ずっと24時間365日子供と一緒にすごしていると、本当に「世の中に閉じ込められたような」気持ちになって、ネガティブになり苛々して、「うごけない」かんじになるんですよね。

特に発達障害があると、将来も不安なので、「終わりがない」ということに打ちのめされてしまって。鬱っぽくなってました。

 

でも、こういうリフレッシュして一人時間が思いっきりもてる日が、時々あると、それを楽しみに生きていけます。

 

 

もうすこし子供が大きくなって、かならずしも親がずっと一緒にいなくても、自分で時間を楽しめるようになれば、そうした時間も確保しやすくなるのかもしれませんが。

 

一番おそれてるのは、その時期にはこんどは私の親の介護がはじまること(´;ω;`)。

まあ、いまから考えても仕方ないですけどね。その時はその時で、ショートステイとかも利用できるかもしれないし。

 

とりあえず今は、夫婦で交代しながら一人時間をつくったり。

たまにこうしてデイの力をかりたりしながら、一人時間を確保していきたいです。

 

旦那も忙しい中の休みなんだから、子供をたのむのがわるいなーとか思いますが。

私がイライラしていても、それも迷惑だと思うので。

ときどき、頼もうと思います。

 

本当に、地域でこうやって福祉サービスをしてくださっている人たちには、感謝です。

おかげさまで、今日もなんとか生きていけます。

 

こどもがもう少し大きくなれば、ちょっと自分ひとり旅などもしてみたいな、と妄想しながら、日々をなんとかのりきっています。