地震が多いですね。
気を付けないといけないですね。
私も備蓄を再確認したところ。
地震ついでに、友達の話。
大きな地震に会ったことのある友人は、断水などで保育園が再開せず、しばらく仕事を休み、途中から実家の親に子供を見てもらって仕事出ていました。
ママが働きやすい職場ではあるそうですが、子どもの病気でもよく休んでいるので、さすがに早くいかねばと。
職場の先輩の見る目がだんだん厳しくなっていたらしいのです。
外でしっかり働いていれば、子供を保育園で見てもらえるし、家計がかなり助かるし、自分も家で子供と二人でいるのはしんどいから働いていた方が気分転換になるといって、毎日頑張って通勤していた友人。
でも先輩が休みすぎることに厳しくなってくると、かなり居心地が悪いようです。
地震で子供が心配でも働きにいかねばならないジレンマをひしひしと感じていました。
外で働けば、在宅ワークよりかなり稼げます。
私も非正規で事務をしていた時代、時給850円で月12万くらいの月収でした。
それまで正社員だったので、チョー少ないじゃん!と焦ったものですが、専業主婦となった今となっては、あの月給が今あればなと思います。
私は在宅ワークといっても今は娘の昼寝の間と夜間に少し埋め合わせで頑張る程度。
収入はかなり低い。
もしも娘が入園できても、外で働くときほどはもらえないでしょう。
保育園代プラスアルファぐらいでしょう。
旦那からしたら、さっさと外で稼いできてくれたら楽になると思います。
それでも今の形を選んでいる理由は
・2人目を考えているので、すぐ妊娠してやめるとかで職場に迷惑をかけたくない
・自分が体力がある方でないのとHSP気質で疲れをためやすく、もし仕事が続かなくなったら保育園を娘は退園しなくてはならないのがかわいそうだし、私もいったん娘を預ける生活に慣れてからまた在宅で見るのはしんどい。
・妊娠中に働いていたが、体調不良や切迫で休むこともあり職場の女性達(独身ばかりだった)の視線が痛くて針のむしろだった。旦那もぜんぜん家事など平日は助けれ暮れなかったので、もういちどあの環境に身を置きながら仕事し子供のことも面倒見るのはかなり自信がないし、続く気がしない。
・外で他の人と働くのがかなりストレスを受けやすい性格なうえ、子どももできて子供のことも気を付けないといけないので、仕事のストレスを子供や旦那にぶつけてしまいそうでこわい
・在宅ワークであれば、自分のペースで一人で大好きなライティングをできて楽しいしストレスがあまりない。子供の病気の時もクライアントさんに相談でペースを落とさせてもらうことが可能(信用を無くすのであまり何度もできないが、今のクライアントさんは理解がある)。
・保育園に入れなくても幼稚園に通わせながらでもできる。
・長期的にスキルを高めていけば仕事を体力が落ちても継続できる可能性がある
…といったことが理由です。
在宅ワークのデメリットとしては、
・稼げる額が外で働くより少ない(今の私のキャリアでは)。
・自分で自分を律する精神力が必要
・時には娘の様子や病気などで間に合わない時は夜中まで夜作業してでも間に合わせる➡体調くずしやすい(笑)
・周りのママには理解されにくいorすごいね~家で稼げるなんてとやたら何度もいわれてちょっとねたまれてるのかなと思うことがある(他のママの稼ぎの足元にも及ばないけど)
・フリーランスなので、仕事がいつまでもコンスタントにあるとは限らず、突然契約終了になることがある(経験済み。かなりへこむ)
といったところです。
それでも。
子どもがまだ小さく二人目妊活も考えている今の私にとっては、周りがなんといおうとこの選択がベストだと思っています。
周りに迷惑をかけながら働くのが精神的に耐えられないヘタレだからです(汗)。
精神衛生上、そんな状態で働いていると家庭で常にどんより死んだ顔をしたママ・妻になるのが目に見えているヘタレだから。
もうちょい子供が自分で自分のことをできるようになってきたらまた別の稼げる方法も考えたいですが。
友達が地震でも子供を親にあずけて必死で職場に駆け付けていたのを聞いて(ただでさえ断水とか余震もつづいて品不足で大変なのに)、私にはできないと心底思い、そんな友人を尊敬したので、私は私の選択でよかったのだと思おうとしています。
そもそも、人の中のエネルギー量というのは適量にかなり差があるのではないかと最近思えてきました。
例えば、ドラマ「あなたには帰る家がある」で中谷美紀演じるバリキャリのワーママまゆみと、専業主婦で家事が大好きなアヤコが対照的に描かれていて。
まゆみはもと陸上部で体を動かすのが大好き・活発で元気で男女誰にても人気。
息抜きはジョギングでタイタニックなど大ヒット映画を素直に感動しながら見るタイプ。素直で気持ちいい性格もいい人です。
アヤコはおとなしくて目立たなくて家のことをするのがとても好きで、ふんわりしてて、細かいことに気を配れるタイプ。繊細な描写の映画なんかを好きで、息抜きはたくさん手の込んだ料理をつくること。(旦那には外で働けないと思っていたら飲食店で働けてた。ちょっと同僚女性にいじめられ気味だったけど)。
私は後者だなと思います。
あ、家事を丁寧にやる、得意というのは別ですが。
大きな声の元気はつらつな人、体育会系のノリが苦手です。
運動も苦手、そもそもそんな体力も元気もない。
一番元気を補給できるのは、大好きな本をよんだり音楽に浸ったり、静かな映画を見てる時(是枝監督のみたいな)。
できるだけ人生をエネルギーを温存して過ごしたいと強く願っています。
休みの日にわざわざアクティブにスポーツをしに行こうとする旦那のようなタイプ、まゆみのようにジョギングが趣味のタイプは理解不能。
でも、子育てしながら早くから子供を預けて仕事復帰してフルタイムなママって、運動が好きな活発なタイプが多いような気が最近して。
私のようなエネルギー温存タイプができる仕事がもっと増えるといいなと思いました。
セブンルールズ、という番組でやっていた校閲者のお仕事とか、かなり素敵だなと思います。(その方は月の半分は会社でしごとだけど半分は在宅仕事。)
やはり、私は自分一人でコツコツとしずかに言葉と向き合うしごとが好きだし、一番自分らしくいられるなと実感しました。
(ちなみにその校閲者の方はおこさんがいらっしゃらないようだったので、その静かな在宅ワークの環境を維持できているのが今の私の身からするとものすごくうらやましい環境でした。いや、子どもは大好きで大事なんですけどね。家で自分の好きな仕事にととことん時間を使えるって、心底うらやましい。)
ということで、エネルギーをどんどん外で使うことやたくさん人と会うことで気持ちも元気になるタイプの人は外での仕事と子育てを両立したらいいし、逆の私みたいなタイプは、周りになんといわれようと、自分のペースを維持できて結果ながく働ける在宅ワークでもいいんやないかな、と思いました。