最近、3歳の娘が気づけば大きく進歩していた。
2歳の頃、キッチンで夕食を作る度、キッチンゲートの前で号泣していた娘。
入れてくれと20分でも30分でも号泣するので辟易していた。
アタマが痛くなるほどの号泣だった。
料理を時短メニューで済ませることもしばしばで、夕方になるのがおっくうだった。
3歳になってしばらくたち、またそれが再燃した。
こんどは仕方なく、危なくない範囲で料理を手伝わせていた。
それでも思うような効率で料理できないことがしんどくてストレスで、とってもつらかった。いつまで続くんだろうと思っていた。
しかし、最近気づけば最初こそ泣くものの、いつのまにか静かに別室でテレビを見ながらゴロンとしていたりすることに気づいた。
毎回、号泣した後でもちょっと静かに待てたりしたあとでも、同じように「いい子でまっててくれたからできたよ!」と料理後に声掛けしていたから。
何度も何度も、聞いているか届いているかわかななくても声をかけ続けていたら、いつのまにか静かに待てるようになっていた。
その代わり、終わって声をかけた時の甘えっぷりはすごいけど(笑)。
何度もギューッとしないと納得しないけど。
ギューッとしてほめると嬉しそうにする顔に、成長を感じる。
成長過程で大変さを感じるときは強烈に感じるけど、成長したこと、できるようになったことはよく目を凝らして見つめないと気づかないものだなと思った。
娘にしてみれば、かなり本人なりの努力と葛藤の成果でできるようになっていたりするんだろうに、気づいてやれなかったら可哀そうだ。
ちゃんと成長にも気づいて、ほめてやれるような母親でありたいと思った。