地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

人の間で生きていくという事

娘は4歳になりました。

 

保育園に行き始めて5か月になり、たくさんのクラスメイトに助けられて過ごしています。

 

娘はHSCだと思っていたら、2歳、3歳くらいからだんだんと周囲の子よりできない感、発達が遅れている感が出てきまして。

 

お医者様にもおそらくそうであろうと診断を受けています。

 

他の子よりも理解が遅く、言葉も遅く、そして他の子と同じことをやっても人より数倍疲れやすいはずです、と。

 

でも成長します、ゆっくりと育てていきましょう、と言ってくださいました。

 

保育園の先生も主人も同席の上での診察、お言葉でした。

 

娘の子育ては悩むことも多くどうしたらいいのか分からないことも多くて大変だけど、周りに支えられて親子で成長しています。

 

今はいわゆる療育的なところにも通っており、娘としてはそこが一番楽しそうです(笑)。

 

療育と言えば人気のところはこれまた保活とどうように人口の多い街ではなかなかすんなり受けられないとも聞きます。

 

でも田舎なのでスッと入れました(笑)

診察も都会では1年待ちとかなのにスッと受けられました(笑)

田舎の特権です。

 

そして療育の先生にも娘を愛して頂き。

娘はおそらく通常の発育であれば関わるはずだった人の倍以上の人に助けられて過ごしています。

 

ありがたいのは、クラスの子たちがたくさん手を差し伸べてくれること。

 

もう自然に荷物の片付けやゲームへの参加などをケアしてくれます。

 

まだ3歳クラスさんなので自然な優しさで、何の見返りも求めずお友達として世話を焼いてくれています。

 

これからだんだん周りの作業についていけなかったり、みんなと同じペースで取り組めないことも増えるでしょうし、コミュニケーションが伝わらないこともあるでしょうね。

 

いつかは距離を感じるお友達だってできるかも。

 

でも、今娘に抱いてくれている「ちょっと不器用だけどかわいいよね」「一緒にいると楽しいね」という思いで手をつなぎ手を取ってくれている気持ちは。

 

これからも小学校になっても中学校になっても、心のどこかにちょこんと残ってくれるのではないかと。

 

(そう、今同じ保育園の子のほとんどが少なくとも中学は同じになります(笑)

だって田舎だもの、学校も子供も少ないの)

 

だから、私も「あっ、○○ちゃんのママ!」と駆け寄ってくれるクラスメイトたちに笑顔で応じてあげたいし、ちょこっとでも娘への愛を忘れず成長してほしい。

 

距離は感じるようになったとしても、自分と娘の間のやさしい空気感や楽しかった心地はどこかで覚えていてほしいなと思っています。

 

そんなこんなで、色々傷つくのも人間関係だけど、やっぱり成長させてくれるのも「人」と人との「間」なんだなと実感している今日この頃です。

 

私ができるのは、その「間」に娘が立つのをそっとみまもってやることですね。