地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

HSPは内心浮き沈みが激しいのに「おだやか」に見られがち?

私はなぜか「おだやか」に見られがちです。

 

内面の感情は割と浮き沈みが激しいし、ほとんどの時間悩んで過ごしているし、心配やビクビクする気持ちでいっぱいのまま、他人と会うことも多いのですが。

なぜか「いつもおだやかだよね」と言われがち。

(子供の関係の先生とか、スタッフさんとか、友人とか。)

 

ショックなことを抱えて他人と会った時でさえ「おだやか」「落ち着いている」と言われたことも!

 

あれは謎ですねぇ。

たぶん、感情が顔に出にくいんでしょうね…

言葉も、あまりおしゃべりな方ではないし、コミュ障ゆえの失言が心配なので余計なことを言わないようにしているし。

 

そんなにニコニコしているわけではないのですが、まあ人と会うと反射的にニコッとはするクセ(もともと接客業的なものだったから職業病?)があるので、「不愛想」でなく「おだやか」と受け止められるのか。

 

おだやかと思われるのはまあ不利益がないし良いのですが、自分の悩む気持ちとかまあまあ感情があることが伝わっていないのは、時に「つけいられそうになる」こともあります。

 

例えば、なんでも受け入れてくれる人だと思われるとか。

気持ちがしんどいときに他人に愚痴を延々と聞かされることがあります(親とかからも。)

 

いわゆるエナジーヴァンパイアに会いやすいような気もする。そういう時はすぐ壁を作るスキルは身に着けたけど。

 

(ちなみに、道をよく聞かれたり、旅先で土地勘がないのに通りがかりの人に道をたずねられることもあり、どんだけ聞きやすい人に見えてるんだろうと思う。)

 

こんなに子育てとか悩みが多く不安ばかりの人生を生きているのに、たぶん周りの人から見れば「悩みがなさそうで人生波風すくなそう」と思われているのかな。

 

だって、たまに「でもうちもこんなことありますよ」なんてこぼすと、「ええ~!あなたでもそんな風に落ち込んだりするんだね、いつもおだやかで安定してるからわからなかったよ」といわれます。

 

安定している…仙人みたいに思われているんでしょうか(笑)。

確かに、いわゆる「うわさ話」がすごく苦手なので、ゴシップが好きなグループとは距離をおいているし、そもそもコミュ障なのでがっつりグループが苦手。

だからヒョウヒョウと一匹オオカミのように生きてるように見えるのかもしれません。

 

いや、人並みに浮き沈みあります…

そして感情をはっきり表に出す人が非常に苦手なんですよね…

 

そうか、仙人のような女に見えているのか…(!?)

ちょっと変わった人のように見られるのは悪くないです。

むやみやたらと親しげに近づかれるのが苦手なので、ちょっと距離を置かれるくらいが居心地がいい。

 

でもそうすると、いざというとき助け合える仲間ってできにくいから。

それは困るんですけど。

まあほんとうに「イザ」というときは、行政とか病院とかに頼ることにしているので。

まあなんとか生きてます。

 

ハリネズミの理論」みたいですね。

私のハリは、きっとよその人より短いんでしょう。

だから、離れてないと、他の人のハリがこちらにつきささってしまうから。

多少心が寒くても、距離をとってしまうし、距離をとってるとこちらの表情も話もよくわからないから、他人からは「おだやか」と思われるのかも。

 

おだやかなんですかねぇ?

 

ただ「あまり親しくないから何を考えてるのかわからないけど、いつも荒れてはないよね?」と思われているような気もします(笑)。

でもまあ、それくらいの距離感が、「生きやすい」です。