地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

子どもの障害と、親のストレス性疾患。どう向き合うか?

子どもの小学校入学がせまってきました。

いろんな手続きや注文など、慌ただしくしています。

 

うちは支援級に入るので、子供の特性をまとめた書類も添付して出したり。

(これはうちが独自に出しました。田舎なので6年間ほとんど同じメンバーで過ごすので、先生方に最初から娘のことを知っておいていただきたくて。

最初が肝心、ですからね~!「何この子!」て思われる場面で、うまく対応してほしいし。)

 

今はインターネット上でやりとりするのですね、連絡帳とか。

そういうのの登録もしたり。

助かりますね、他の子に連絡帳託さなくていいので。

 

ただ、よく読まないと実は複雑な手続きだったり、銀行の引落とし口座も給食はこっち、学費はこっち、など細かな規定があって。

 

ちょっと、手続きに疲れました・・・。

 

また、準備をすればするほど娘の入学後の学校生活が心配で。

また私の過敏性腸症候群が再燃してしまいました。

 

たぶん、今が一番「初めてづくし」の時期だからですね。

保育園に入れる前も、まあまあ症状が出ていましたし。あの時も不安で。

ただ、人間、慣れるんですよね。

親も子供も。

時々大変なこともあったりするけど、365日のうち、本当に修羅場はたぶん少し。

(登園渋りはまあまあありますけどね、いまでも。これは仕方ないと。)

 

慣れれば、おそらく症状も出にくくなるんですが。

やっぱり辛いですね。

 

私の場合は、お腹がゆるくなってトイレからでられなくなるタイプ。

ひたすらカイロであっためたり、ペットボトル温灸をお腹(丹田のところ)にしたり。それで耐えるしかない。

 

もしも学校にお迎えに行かなきゃいけないときになったら、運転はできなくなるけど抗うつ薬をのんで、タクシーでいかないといけない。(大人用おむつをはいて。)

 

PTA役員をやらなきゃいけなかったりもするだろうけど、その時症状がおきたらどうしよう、とか不安です。

でも、それも、慣れれば気持ちを楽にできるかもしれない。

もう最悪、グルッとお腹がなってきたら、トイレにいかせてもらうしかない。そしてセレキノンSを飲んで、それでもどうにも出し切ってもトイレから出られなければ抗うつ薬をのんで、事情をいって、車は学校におかせてもらって、あとで夫にとりにきてもらうしかない。(翌日とりにこさせてもらうか。)

※セレキノンSは、一度診断されて再発の人だけに市販されている過敏性腸症候群の薬。腸の過剰ぜん動運動を止めてくれる。価格が高い(笑)。

 

PTAもおそらくやるとしても1年とかなので。一人っ子ですし、何年もやらされるわけじゃないので。心配し過ぎなくてもいいとおもうけど(コロナ禍だから行事も減るだろうし。そしたら役割も減るだろうし。)

 

お腹にくる原因は、あきらかに娘の将来の心配とか、周りの人のきびしい目にさらされそうなとき。

 

子どものことって言うのは、自分が努力して改善するものではないので。

別の人格が起こすことなので。

「努力でどうにもならない」「障がいだから劇的に改善しない」というのが、苦しみになっています。

 

少しずつはできることも増える、とはわかっていても、

時々、親の方が、先の見通しがたたなすぎて辛い時がある。

それを、夫が一緒になやんでくれたらいいのですが、夫はあっけらかんとしていて、あまり問題にとらえない性格なので(笑)、私だけが悩むことに。

 

まあ、夫が一緒になって落ち込むタイプじゃないからいいのですが。

そのかわり、子育てに積極的に関与してくれるわけでもないということ。

 

一人で悩まないといけない、というのが辛いですね。

もちろん、療育にいってる他の保護者と話すことはあるし、そこから同じ学校の支援急にいく親子もいるのですが。

やはり、課題って、それぞれの親子によってちがうので。

「今」「我が家で」こまっていること、の「答え」は、そういう人たちにも出してもらえません。

 

しかも、療育でも、なかなか先生が100%の答えを持っているわけじゃなくて。

なんらかの対処法があったとしても、それが毎回娘にピッタリな訳じゃなくて。

なんというか、あかちゃんのころに寝かしつけに試行錯誤して苦労したあの経験が、6年間ずっと続いているような感じ。

 

それが、お腹に出るんですね。

 

発達障害などをもつ子の親は、戦場の兵士と同じようなストレス具合だと聞いたことがあります。

 

わかる気がしますね。

 

どの親子だって、ストレスを抱えることはあるでしょうが、ここまで頻繁にお腹を下すような症状にはなかなかなりにくいんじゃないでしょうか。(一時的に大変だったとしても。)

 

やっぱり、「これが一生続く」と思ってしまうんです。

 

お腹を下したって、なんの役にも立たないのに。

お腹を下すくらいなら、泣けばいい。

自分でも、そう思います。

 

親だから、がんばらないと。

ちゃんと指導しないと。

そう思ってしまう。

 

それは「お母さん、ちゃんと○○してます?」といった声かけや、「なんで娘ちゃんこんなことするんですかね?」と困った顔で言われるとき。

(保育園ではそんなこと言われなくても、病院や子育てサークル、集団検診では言われ続けてきました)

 

そのたびに「あ、私がもっとちゃんとしなきゃ」「私がちゃんとしてないから、言われるんだ」と感じて。

ちゃんとしようと思って。

でもちゃんと指導しても、娘の場合はうまくいかなくて。

情けなくなって。

私が泣いちゃって。

 

でももう娘も大きいので、あまり娘の前で泣いちゃいけなくて(娘が自分の性だと思うから)。夫も女が泣くのがあまり好きじゃない人なので、泣けなくて。

涙をぐっと我慢していたら、泣けなくなって。

涙の代わりに、お腹に症状が出るようになった気がします。

 

「大の大人が泣くな」

 

そんな風に、大人になったら思われますよね。

たしかに、何かある度に泣かれたら、何にも言えなくなって困ってしまいます。

でも。

涙は、感情です。

感情の行き先がなくなって、でちゃうもの。

 

泣くな、というかわりに、理解したり、手伝ったり、解決法を教えて欲しい。

 

自分が悪い時に泣くのは卑怯だけど。

自分一人ではどうしようもなくなって出る涙もあると思う。

 

「考えすぎるから、涙が出るんだよ」と思われるかもしれないけれど。

涙がでるようなことを、我慢して、抱え続けて放出できないと、私のようにストレス性の疾患になってしまいます。

 

私は、今はコロナ禍でマスクを通年つけているので、ちょっと助かっています。

多少ウルウルしてしまっても、ごまかせる気がするから。

 

ウルウルを、家まで我慢して、夜にそっと泣く。

そうしています。

でも、本当は、声をあげてわんわん泣きたい。そんなことが多いです。

 

泣いたって、解決にはならないけど。自分の気持ちを放出できるから。解消できるから。

 

頭の中のグルグルしたものが、涙になって出る方が、早く立ち直れる気がする。

 

少しずつ、お腹のためにも、また「泣ける」体質に戻したいと思います。

トイレや、車で泣いてもいい。

一瞬、涙を流して、ふいて、また子供の前で笑顔でいる。

その方が、今のお腹に出る生活より、健全な気がして。

 

涙をとめるには、薬は要らないですからね。

自然と枯れる。

泣いたら、すっきりする。

「泣き活」、していこうと思います。