地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

子持ちの妻が体調不良の時パパにしてもらうと助かること

【週末に熱で苦しみ解熱はしたものの炎症による体調不良が残り、今日やっと受診して薬をもらい回復してきました。

その間の我が家は地獄でした。だれにも頼れず旦那にも頼れず。

そんなさなかに想ったことを記録しておきます。】

 

子持ちのママにとっては自分のための受診はなかなか時間をとれません。

でも受診しないとしんどいまま、子育て・家事・仕事と続けなければなりません。

パパだって簡単には仕事を休めないよ、と思うと思いますが、自分の体単体で事を考えると子持ちのママの体調不良の状況を理解できません。

 

ママだって子供を持つ前は自己管理でできるだけ仕事を休まないように頑張れていました。社会人なら多少の熱でも行かないといけないこともありますもんね。

 

でも子供がうまれると状況が一変します。

熱があっても体がしんどくても、子持ちのママが体を休める時間がないのです。

家で専業で見ているママなら子供は容赦ありませんから熱があろうが気分が悪かろうがかまえかまえと泣いてきますしご飯もママが用意して自分ではたべれないから食べさせないといけません。

お風呂は休みにしてもおむつ替え、トイレの介助、着替えや寝かしつけ、すべて手が必要です。

加えていつもなら子供をあやしながらなんとかしている家事もストップ。

でも洗濯は回さないと着替えがなくなっていくし買い物に行かなければ食べるものがなくなるし子供にたべさせたらお皿洗いもしなければ、、。

掃除はあとまわしにしても、誰かが手伝ってくれない限りそれらはママがすることになっている家庭も多いでしょう。

そして自分が体調不良で普通のものが食べれないのにおかゆやうどんなどでさえ作るのもしんどい、、。

受診するならこどももつれていかないといけないけどその方がつかれるから市販の薬でだましだまし過ごして家でなんとかすごしている。

そんな状態だと思います。

(私も昨年まではそうでした、実家も遠く旦那も早くは帰れずしんどかった)

 

そして幼稚園に登園するような年齢の子をもつママは登園している間は少し休めますが送迎が大変なんですよね。

熱があってフラフラな中、運転も自転車も本当にしんどいし安全な運転をするのが大変です。子供もすぐに帰ってきますし、家事を這うようにしていたらすぐ時間がたちます。

送迎が難しい為にやむなく子どもも休ませたりもしますが、それでは全然やすめなくてなおのこと心もしんどくなりますね。

仕事を持っているママは更に仕事のスケジュール上休みがとりにくくて我慢したり、保育園の送り迎えも大変ですね。

子供の熱で休んでばかりだから自分の体調不良では休めないと市販薬で頑張っても結局治らないことも多く、早めの受診が必要です。

 

そんな中で実家が両方遠くて誰も手を貸してくれないママに、是非パパがしてあげてほしい(私がその状況で今回してほしかった)ことを書いてみます。

 

<病気のママがパパにしてもらうと助かること>

①とにかく食事を家族分買ってきてほしい、ママにはうどんかおかゆを買ってきてほしい

②可能な限りお子さんの送迎を交代してほしい

③ママが受診できるように午前や午後だけでもいいので休んだり子供を朝送るついでにママを病院に送ってほしい

④可能なら休んで子供の世話をしてほしい

⑤休めないなら早めに帰って子供の食事、着替え、風呂、洗濯干し、たたみ、寝かしつけをしてほしい(何をしたらいい?といわれても答えるのもしんどいので普段ママが休日にしていることを思い出して「これしとこっか?」と聞いてほしい)

⑥早く帰るのも無理ならコンビニで買えりに明日の昼夜の食事(冷凍のうどんとか売ってますね、お子さんの弁当が明日いるなら詰めればOKのパックのおかずとか)を買って帰り、夜こどもの隣で眠ってママが一人でしっかりねられるようにしてほしい、翌朝は子供を食べさせ皿洗いまでやっていてほしい

④最悪そのどれもできないなら(←うちの旦那は今回最初これだった)、せめて心配するメールをしてほしい、「はあ~俺もつかれたわ」といった発言だけは今は言わないで

 

以上です。

 

タスクが多すぎだと思われた方も多いでしょう。

でも、ご自分が熱を出したら奥さんは全てやってくれていませんか?

 

奥さんだって、早く元気になってまたいつもどおり過ごしたいのです。

でも熱や体調不良がママにおきると自分の体調のこと+こどものこと+家事(+仕事)+旦那のこと・・・のうち「こどものこと」で思考が停止します。

自分の体のことさえ冷静に対処方法を考えられないけど、なんだかしんどい。

何をどう誰にお願いすればいいのか、しんどすぎてちゃんと考えることができない状況になっていることもあります。

 

そしてお医者様の「安静にしなさい」ができないのが、子供のいるママのつらさです。

 ママが受診すると「安静にしてね、できないんだろうけど・・」と非常にお医者様に言いにくそうに言われるものです。

安静・・・子供をうんだ4年前に置いて来ちゃった言葉だな・・・(´;ω;`)

 

パパも仕事がなかなか休めないというのもわかります。

でも。

一つでもできることがあればママは少しでも救われます。

 

こういう時のためにも普段から家事育児も平等に分担しておくと一番いいのでしょうが、残念ながら我が家のようにそうなっていない、できない家庭も多いでしょう。

 

でも、しんどいときこそ、助け合いです。

ママが早く笑顔になると子供も笑顔になります。

 

パパが結婚まで一人暮らしだったなら「一人暮らしで病気になったとき誰かがやってくれたらと思ったこと」を。

 

パパが結婚まで実家暮らしだったなら「熱を出したら母親がしてくれたこと」(そのまま全てではなく自分なりのカタチでお金を使ってでもできるカタチで)をしてほしいです。

 

そしたら元気になったママのパパへの愛情が更に増しているはずです。