地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

癇癪も役立つことがあるかもしれない?

我が娘はASDで、最大の困難は、激しい癇癪です。

 

成長し、少しずつ癇癪の回数は減りましたが、それでも時々激しく周囲の人を怯えさせるような癇癪を起します。

親は疲弊します・・・

 

しかし、小学生になり、最近私は思うようになりました。

 

軽度の知的な遅れ(境界域)もあり、自閉症の彼女は、これからいじめやからかい、女子なので性的嫌がらせに合いやすくなる可能性もある。

 

もしこれが、大人しくて反抗しないタイプの自閉症児だったら、されるがままになってしまうかもしれない。

 

しかし、たぶん娘の場合は、ちょっとでも嫌なことをされたら、めちゃくちゃ癇癪して暴れる。

 

日常の中でそれが起きるのは困るのだけど、万一の場合にめちゃくちゃに抵抗することができるのは、もしかしたらそれが身を助けることになる場合もあるかもしれない、と。

 

だって、あまりにも教育現場での教師や同級生による辛辣な行為が多いのです。ニュースを見る限り。

 

特に女児をねらった卑劣な犯行は増えているし、抵抗しないような子をねらってやっているような気がします。

 

知的なハンデがあると状況がわからなくて被害に遭う可能性もあるし、言葉で上手く説明できないと、されたことを親にもいえないかもしれない。

 

だから、何かされたら徹底的に癇癪する、というのは、ある意味身を守る方法かもしれないなと。

 

娘はめちゃくちゃおしゃべりでもあり、容赦なく言葉で親に反抗もするので、大人しいタイプではありません。

 

「男の人や男の子に触ってほしくない所をさわられたら、場所がどこだろうと相手が誰だろうとかまわないから大騒ぎしなさい」とも伝えてあります。

 

「たたかれたり嫌なことをされたら、たたき返すのはだめだけど大泣きしなさい」とも伝えています。

 

教育的な指導ではないかもしれませんが、こういう子には必要なことでもあると思うのです。

 

困るばかりの癇癪ですが、いざというときには、もしかしたら娘を守るかもしれない。

 

そう思うと、まあなんとか日々対応するしかないか、と思えてきました(笑)