地方のかたすみでちょっと想う~HSPな視点から~

結婚して西日本のまあまあ田舎に住み始めました。 マイペースに地方の片隅で日々育児をしながら家事をしながら、想うことを健忘録的にかいてみます。私は HSP(ハイリ―センシティブパーソン)。娘もHSCかと思ったらASDと。

読書はどんな環境でも楽しめる、私の大切な趣味 ~過去の自分と再会する~

最近、子供を産む前の主人との日々の写真を見ていて、泣けてきました。

 

このころ、結婚前と結婚してから出産までの間は、私、ものすごく安心して満ち足りた顔をしている。

何の心配もない、無邪気な笑顔をしている。

 

ただ、二人で行きたいところにいき、おいしいものを食べ、二人が好きな穏やかな空間だとか、静かでおちついた雰囲気のお店とか、ちょっとラグジュアリーなところとかに行ってみたり。

 

あの頃は、楽しかった。

 

子供が生まれてからの私は、常に余裕がない顔をしている。

子供を見て世話して、癇癪をおこさせないように気を遣って、はらはらした顔をしている。

娘が入園直後くらいからコロナ禍なので、たいした旅行はしていないのだけど。

ちょっと遠出、くらいでも、私はものすごい緊張していて。

娘もちょっと日帰りで外出しただけでも、癇癪やギャン泣きが3回くらいあるので。

最近は、娘とでかけるのがしんどい。

でも出掛けずに家にずっといて相手するのも、しんどい。

 

いつの間にか、主人ともあまり笑い合わなくなっている。

どっちが娘の相手をするか、どっちが娘の癇癪やイヤイヤに対応するか。

なんでちゃんとやってくれないの、なんで私ばっかり。

すぐそんな風になってしまう。

 

まだ結婚する前に、相性占いみたいなのをしたときに、私と夫は「相性抜群、でも子供など他人が間に入ると関係が変わってしまう」と書いてあった。

まあ一般的に、こどもができれば、それまでの二人とは違う関係になるのはあたりまえなんだけど。

わたしたちの相性の場合は、子供を「異質なモノ」として反発するとかなんとか。

 

でも、それは占いの話なのですよ。

実際には、大切なわが子であって、異質だろうが何だろうが、家族としてやっていかないといけない。

私達がのぞんだから子供はわたしたちのもとへやってきてくれたのだから。

 

ただ、確かに、私たち夫婦の関係は、変わってしまいました。

お互いを大切にするよりも、子供をいかにケアするか、いかに癇癪を避けて指導するか、世話するか。

癇癪した時に、大勢に見られながら、どう対応するか。

 

気を付けているのは、「娘 対 両親」の構図にならないこと。

どっちかが娘をしかったら、どっちかは味方と言うか、中立になってあげる。

これは気を付けています。

 

でも、娘のことで二人ともつかれはてているときは、二人で怒ることがあります・・・

 

できれば、はやく情緒面も成長してくれて、どちらか一人が諭せば納得したり、落ち着くようになってほしい。

 

一般的な夫婦は、子供の手が離れていけば、また二人の時間をもてたり、大人だけで旅行に行ったりできるんだろう。

 

でも私たちは。

ちょっといつまでもそれができないかもしれない。

 

親に預けて夫婦で出かけたら?と思うかもしれないけど。

 

親も両方とも70歳前後なので、娘の行動に対応できなくて、なかなか預けられません。

 

娘の成長を、願うしかない。

 

娘は、どちらかというと大人しいタイプの自閉症ではなく、うるさいタイプの自閉症です。

(うるさいタイプの自閉症というのが存在するのを、我が子で初めて知った(笑))

 

主張が強い、こだわりが強い、声がでかい、行動が激しい、癇癪が派手。

(なのに聴覚過敏…)

 

声が大きく、はっきりいえるという点は、学校の先生は評価してくれているし、園時代も「たのしくておもしろい子です」と明るさを評価されていました。

 

明るくたのしいからこそ、お友だちもまあまあいたわけで。

それはいいのだけど。

娘が楽しい時=両親はふりまわされるし、やってほしいことは後回しでやらないし、止めたら癇癪なので、大変です。

 

学校では、なんとかルールに従っているので、家では発散するように好き勝手です。

 

娘が生まれてから、私は本当に心の居場所がなくなってしまったように感じていて。

それはHSPだから、「静かに一人でしっとりすごす」というような時間が必要なのに、確保できないからです。

 

娘が寝た後でそういう時間を確保したいのですが、疲れ果てて一緒に寝てしまうこともしばしば。

 

常に「一緒に遊ぼ!」とこられるので、大変です。

まあこれは、一人っ子にしてしまった私が悪いから仕方ないけど。

 

もう少し大きくなったら、漫画とか好きなドラマとかにはまってくれたら、少しは一人で過ごしてくれるんでしょう。

そしたら、私もすきなことをする時間が持てたり、旦那が娘にかまわれないで好きに趣味の外出をできるようになるかも。

 

もしかしたら、二十歳くらいに娘がなれば、娘だけ留守番で、ちょっと日帰りで夫婦ででかけてくる、というようなことも可能になるかも。

(はやく「休みの日は彼氏と遊びに行くとか、友達と遊ぶ!」になってくれ!!)

 

まあ、家族がいる時に一人遊びばかりでなく「一緒に遊ぼう」といえるのは、心が内に閉じてないということだし、好奇心にあふれているということなので、悪いことではないのですが。

外で癇癪を起すのも、好奇心があちこちに向いていて、全部延々と楽しみたいからだろうし。

 

ただね、ちょっとひと心地つきたいですよね(-_-;)

 

本当は、ゆっくり読書をしたいんです。

しずかなところで、のんびりと。

独身時代は、休みの日はカフェに行って、本を読んでいたり手帳にこころにうかぶことを書き留めてみたりしていた。

 

それが、こころをニュートラルに戻す時間だった。

 

それがね、なかなか今は難しいです。

 

あー休みを丸々自分の休息のためだけにつかいたい(´;ω;`)

 

ただ、読書と言うのは、そのうちきっとできるようになるし、今はオーディオで耳から聞ける読書とかもありますので、いい時代だなと思います。

 

娘が寝たら、よこでスマホkindleで読書することもあります。

(ほんとは紙でパラパラめくって読む方が好きですが)

 

読書は、きっと一生涯できますよね。

 

たぶん、老人ホームとかに入っても、やろうと思えばできます。

外出許可をとって、図書館に行ったりね。

電子書籍で貸出してるところもあるしね。

だから、大切な本は文庫本を残しておこうと思うんです。

何冊か、かばんに入れて、老人ホームに持っていこうかと。

「私に何かあったら、隣室の○○さんにおゆずりします」とか書いておけばね、いいんです(笑)

 

読書は、非日常の世界に旅をさせてくれます。

あるいは、主人公になって、いろんな世界に迷い込んで、いろんな体験をさせてくれます。

見たことのない世界を、まるで見てきたかのように追体験させてくれます。

 

私にとっては、読書は心の栄養です。

 

だから、過去の自分が本でいやされて、自分の一人時間をかみしめていたように、

どんな環境にあっても、本だけは大切にしたい。

 

できれば、娘も本を楽しむ人になってほしいけど、娘はどうやら「体験」を大切にするタイプですね。

活字はよみませんねぇ(笑)。

おんどくは、がんばってますけど。

また漢字を習い始めて、読めるようになったら、本の世界にもはまっていくかな?

 

私が歳をとったら。

週に何度かは病院に通院する日々になるでしょうね。

週に2回は買い物に行って。

で、2週間に1回は、バスと電車をのりついで、街の大きな図書館に行きたいです。

それで、丸一日、いろんな本をみたい。

で、3冊くらい借りて帰って、2週間かけて読書を楽しみたい。

 

何も予定がない日は。

朝、おきてゆっくりご飯を食べて、お洗濯をして、掃除をして。

庭の世話や家庭菜園の世話をして、お昼ご飯をたべて、本を読む。

よみながらうとうとして。いつのまにかお昼寝してしまって。

あらあら、っておきてお散歩に行って。

夕方から早めに夕餉の支度をして、

ちょっとテレビをみて、夜8時には寝る。

 

なんて理想的な生活…!!

早く年取りたいわ(笑)。

あ、そのころ、娘はまだ家にいるんでしょうかね・・・

まあいたらいたで、一緒に買い物に行ってもらうか。

足腰だけは筋力キープして、娘の世話にならないようにしなきゃ。

 

とにかく。本を読むことだけは。いつでもできる。いずれできる!

そう希望をむねに、いそがしくても、メルカリで好きな本をとりあえずポチってしまうんですよね(笑)。

いつかよむ本が、本棚にたまっています。

いつでしょう、独身時代のように、のんびり読めるのは…( ´∀` )