娘が小学生になりました。
心配していた入学式も、コロナが流行っている時なのでかなり小規模、短縮型で、おちついて参加できました。
またそんなに規模の大きな学校ではないのと、園で一緒だった子や療育に一緒に行っていた子も同じ学級なので、安心して通っています。
先生も優しいので、ありがたいかぎり。
保育園と違うのは、何事も自分でやるってことですね。
園のときはちょっと親の手を借りたり、甘えたり、ぐずったり、ということがありましたが、なんせここは小学校。「学校」です。
先生たちはみんなスーツだし、上級性もちゃんとしてるし。
そんな雰囲気を察してか、先生に指導されてか、娘もなんとかせっせと自分なりのペースで身支度や片付けなどしているようです。
(家ではなかなか切り替えがうまくいかないので、親がさりげなく誘導してなんとか着替えたりランドセルに明日の用意をする感じですが。)
しかし、やはり新学期。環境が激変したので、疲れもたまってきました。
最初の週末は、たった二日しかまだ学校に行っていませんが、猛烈に不機嫌であれていましたね。疲れが爆発したのと、安心したのと興奮と。
とにかくはちゃめちゃでした。
それでもまた翌週1週間がんばっていって。
でも週末が近づくころ、とうとう行渋りが出始めました。
うちは学校と話し合って送迎しているのですが、学校の入口から入らなかったり、嫌がったり。
でも「行った方がいい」ことはなんとなくわかっているんですよね、娘も。
でもつかれてるし、もうなんか面倒だし、でもそういうのたぶんイケナイし、みたいな感じなんだと思います。
私がどうするべきかと困っていたら、グズグズになっている娘を、先生方がちょっとずつかまってくれて、最後は誘導してくれて。
なんとか教室に行けたり。
ああ、小学校でもやはり、こんな先生にお世話をかけるんだなと、ちょっとやるせない思いになりましたが。
まあ、想定内ではあります。意外に行渋りの発生が早いのはショックですが(笑)。
行渋りが多発するだろうから、仕事を少なくしたんでした。
ただ、小学校はだんだん勉強が多くなるので、ついていくためにもできるだけ休んでほしくないな、というのが親心。
でも、ネットで検索したら「勉強の遅れはいくらでも取り戻せるが、心の傷はなかなかなおらないので、勉強のためにムリをさせないように、休みながらでもOK」と言うようなことが書いてあり。
あと「発達障害の子は、ただでさえ集団教育には合わない、だから学校を嫌がる日があるのは当たりまえ。むずかしいことがあれば学校と相談して少しでもやりやすく工夫してもらったりしつつ、時には休んで親子の時間を楽しんでチャージを」というようなアドバイスがありました。
ああそうか、そうだよね。そもそも「学校に合わない子」たちなんだよね。知ってた(笑)。
保育園も、最後までしぶしぶ行ってましたからね。
「かあさんが仕事だから仕方ない」みたいな…(笑)。
小学校も、本当は自分のためにいくんだけど。
引き続き「かあさん、むすめちゃんがいない間にしごとしてるから遊べないんだ」というのは、やんわり伝えていこうかと(笑)。
仕事、という方が、妙に娘は納得するようなので。
これは、幼児から保育園にいたので「親は仕事をするもんだ」と自然に植え付けられたようで、なんか助かってます(笑)。
「それじゃあ仕方ない」と思える理由が、いくつかあると、娘も気持ちを切り替えやすいのかな。
まだ1年生。
まだまだ「初めて」づくしだし、なれないことだらけだし。
「不登校」も心配だけど、まあ、長い目で見て、出来たり慣れたりすることも増えるだろうし、親はゆっくり見守って「おお!それできるの?すごいね」なんて声をかけてやるしかできませんねぇ。
心配するのが、親の仕事、なのかも。心配ぐらいしかしてやれない。校内で手伝ってやることはできないし。だから心配くらいしますよ(笑)。
他の子よりいろいろ不器用だから、他人の何倍も疲れるんだから、あたりまえだよね。
かあさん、「なんで学校嫌なんだろう」って焦っちゃって、ごめんね。
ドーンと構えるね。先生たちと相談しながら。
「ぼちぼち」がんばろうね、娘!